機動戦士ガンダムSEED DESTINY PHASE-42「自由と正義と」
オーブ連合首長国防衛戦(中編)。ザフトのヘブンズベース侵攻作戦の際にも感じたが、コマ割というか、時間配分があまりにもお粗末だなぁと感じた。クイズ番組とかでよくある正解はCMのあとで、というやり方によく似ている。盛り上がる戦闘シーンが充実しているだけに、これはいただけない。個々には良いシーンもあったのだけれども、全体としてそれがうまく連結していないような印象。
ドムトルーパー3人衆は可もなく不可もなく。今後の活躍次第といったところ。あー、でもリーダーのヒルダが「フルメタル・パニック!」のメリッサ・マオ姉さんだったことには満点を上げたい。あとの二人が相良宗介とクルツ・ウェーバーだったら最高だったけれども、そうなるとイザーク・ジュールとかぶるんでダメか。や、それ以前にマーチン・ダコスタとディアッカ・エルスマンの二人がかぶってるんだから、それはそれでありなんじゃ。(ぉ
例の妊娠を思わせる宇宙船用の宇宙服姿は過去にあったけれども、ラクス・クラインのノーマルスーツ姿は初めて。
ロード・ジブリールを退避させるために、オーブ連合首長国軍の軍人が味方を射殺しているシーンがあったけれども、これは撃った軍人がブルーコスモスだったと解釈すべきか。
id:METHIE:20050806#p14さんを見ていていて気になった部分だけ反応。
- なぜかグーンが地中に突入して民間人を虐殺。
地中から登場したグーンはグーンの派生機ですね。地中機動試験評価型グーンと言って、「機動戦士ガンダムSEED MSV」や「機動戦士ガンダムSEED ASTRAY」に登場します。 - そもそも核だったはずなのになぜバッテリー式なの?デスティニー。
デスティニーガンダムの動力は核とバッテリーのハイブリット方式であり、フリーダムガンダムのような核のみで動いている核エンジンではないわけです。消耗したバッテリーを核で補っているのか、併用しているのかは定かではありませんが、恐らくあまりにも激しすぎるエネルギーの消耗に追いつかなかったためと考えられます。「シャア専用ブログ」さんのこちらの記事が詳しいですね。 - なぜかデコビームで補給をすれば良いのにわざわざ戻ってミネルバに補給させるレイの指示。
これは機体の状態よりもレイ・ザ・バレルがシン・アスカのメンタルを重んじたからだと考えられます。ルナマリア・ホークを出撃させなかったのも、ルナマリアがピンチに陥ることによって、シンが戦闘のみに集中する状況を生み出せなくなると考えたのでしょう。レイ・ザ・バレルは恐らくシン・アスカをギルバート・デュランダルの忠実なる戦闘マシンにするには、時々起こるメンタルの不安定さが邪魔だと考えているのだと思われます。