機動戦士ガンダムSEED DESTINY PHASE-43「反撃の声」

最後のミーア・キャンベルの演説に対してのラクス・クラインの割り込みで締めってのは良い。これは王道。ふむ、この作品のスタッフは場面転換のタイミングが苦手なんじゃなかろうか。締め方とか導入に関しては問題ないんだが。
前回、ドムトルーパーが実弾を撃っていたように見えたのだが、錯覚ではなかったようで。ビームと実弾の双方を装備している模様。ジェットストリームアタックの際、ビームシールドの真裏から実弾を撃って突き抜けてたような気がしたけれども気のせいだよね?
そして最期まで報われないユウナ・ロマ・セイラン。ロード・ジブリールシャトル発射を待っていたオーブ連合首長国の軍人はどうやらブルーコスモスではないようだ。(ブルーコスモスならば問答無用でジブリールの打ち上げのみを強行するはず。)ということは、前回同僚を射殺していたのは誰になるのか?
アスラン・ザラ、「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」にて初のSEED発現。アスランキラ・ヤマトシン・アスカほどに自由自在にSEEDを発現させることができるわけではないようだ。「機動戦士ガンダムSEED」の後半はできたが、停戦によって勘が鈍ったというところだろうか。
ネオ・ロアノークにムウ・ラ・フラガの記憶がある=ネオ・ロアノークとムウ・ラ・フラガは同一人物であるとはなりえない、ということに一つ注意が必要。そもそも、ネオの持っている記憶が刷り込みではないという保証がないのが一点。そして、もう一つは人間の細胞の一つ一つが記憶を持っているかもしれないという仮説。心臓移植をした際に、ドナーの人間の記憶が移植した人間にも宿ったというエピソードがよく知られている。この仮説は飽くまで一説に過ぎないが、ムウ・ラ・フラガの細胞から何らかの手段を講じてネオ・ノアロークを生み出している場合、ムウの細胞の記憶がネオに受け継がれているのであって、MIAとなったムウ本人とあらゆるフィジカルなデータが一致したとしてもマリュー・ラミアスと共にあったムウ本人ではないということになる。ただ、何をもって本人とするかの定義にもよるので、これはまた難しい問題ではあるが。ネオ自身がムウ本人であると主張し、マリューもまたそれを認めるならば、ネオ=ムウともなるわけだが。
最後に、シホ・ハーネンフースたんまたキタ━━━━━━┌(_Д_┌ )┐━━━━━━ !!!!!来週はジュール隊の一員として、イザーク・ジュールディアッカ・エルスマンと大活躍するわけだね!しかも、ディアッカは専用機っぽいし、ハイネ・ヴェステンフルス隊長を失ってもなお健在なハイネ隊も活躍してくれるっぽい。