機動戦士ガンダムSEED DESTINY PHASE-48「新世界へ」

ギルバート・デュランダル議長、デスティニープランの発表、実行宣言→オーブ連合首長国スカンジナビア王国の反対表明。大西洋連邦、ジョセフ・コープランドによる批判→デュランダル議長、レクイエム発射を指示。コープランド大統領死亡→オーブ連合首長国軍第2宇宙艦隊ならびに旧クライン派の連合軍、レクイエムの中継ステーションの破壊作戦開始。
今回の内容は大雑把に上記にまとめられるわけだが、10分くらいの内容?最終話目前にしての時間稼ぎ総集編の連発は、正直クリエイターとしての能力に疑問を抱かせる。
レイ・ザ・バレルはアル・ダ・フラガの2番目のクローンか、はたまたラウ・ル・クルーゼのクローンか。クルーゼの失敗に気付いたアル・ダ・フラガが、よりテロメアを消耗した状態でレイを創らせたために、レイの発症が早かったとも取れるし、テロメアが短い状態で誕生したクルーゼのさらなるクローンだから発病が早まったとも取れる。が、クルーゼが己と同じ境遇にあるレイを哀れんでメンデルから救出したことは容易に推測されるが、自らと同じ境遇を増やす行為となる自らのクローンを生み出すというのは少々考えがたい。彼の目的は未完成の自分を生み出した世界に対する復讐であって、自分と同じ境遇の同類を増やすことではないはずだからだ。