機動戦士ガンダムSEED DESTINY FINAL PLUS「選ばれた未来」

総集編というよりは、こちらが真の最終回というべき内容。そのため、第49話・第50話と若干の差異が見受けられるが、むしろ既存の第49話と第50話は、「機動戦士ガンダムSEED」の際のムウ・ラ・フラガのヘルメットのように「なかったこと」として考えるべきかもしれない。
以下に本作によって描かれた「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」のその後のまとめ。

ブレイク・ザ・ワールド以降の地球連合軍とザフトによる第二次大戦は、停戦の合意を得ることなくプラントとオーブの停戦合意という形によって終結(への足がかり)を見るという、開戦当初と終戦時の当事国が異なるという構図になった。もっとも、オーブ連合首長国も開戦時は地球連合と同盟を結んでいたわけであり、なおかつカガリ・ユラ・アスハが代表首長に復帰後もそれを破棄した描写はなかったので、地球連合の代理もしくは代表としてカガリが締結してもおかしい話ではない。
プラント最高評議会がラクスを担ぎ上げるのは当然といえば当然。ラクスが議長に就任したかどうかは定かではないが、ラクスが本国に帰国したことで、イザーク・ジュールがどえらい出世を果たした。シホ・ハーネンフースたんもイザークと一緒にラクスの護衛にあたっていて実によろしい。(*´Д`)ハァハァ その一方でディアッカ・エルスマンはまたもや現場で副官の模様。見知らぬ艦長とともにラクスのお見送り。
最終話にしてキラ・ヤマトシン・アスカがお互いの存在を認識する。今後の世界のために、シンに対して「一緒に戦おう」と呼びかけるキラ。
ここまでやってくれたら納得いく最終話だった。これをDVDの特典映像にせずTV放送にしたのは、スタッフの贖罪の意味合いがあるのかもしれないとふと思った。
追記:第3期が始まっちゃったら、また太陽砲台の扱いが厄介なことになりますね?>関係各所