機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション 砕かれた世界(後編)

CMで区切る尺が一部なんでこんなところで区切るんだろうと思わされる。
その行為自体はオンエアー時でも散見されたので、基本的に下手なんだろうなと思ってしまう。
プロに対して何言ってるんだかという感じだが。
けれども、こうした作品を作る上で流れを切らないで魅せるのがうまい監督ってのはそれこそいるわけで。
今回のシン・アスカ地球連合軍艦隊に対する大立ち回りも、そんな感じのしり切れトンボで不満が。
しかも、オンエアー時の最適なBGMをわざわざ挿入歌にさし替えてしまったもんだから、臨場感台無し。
音楽で活きてる「機動戦士ガンダムSEED」と「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」なのに、音楽を取ったら何が残るというのか・・・。
及第点はハイネ・ヴェステンフルスの新規作画くらいですか。もっとも、本人が声あてられないもんだから及第点止まりなんだけれども。
これで残りのスペシャルエディション3作を全てDVDで出します!と言われても、ちょっと財布に手が伸びないよね。
もっとお得感を煽るプラスアルファをしてくれないとさ。
前後編通して、今回はそんな印象。「機動戦士ガンダムSEED」のスペシャルエディションは悪くなかった印象があったんだけどな。