マリア様がみてる クリスクロス 今野緒雪 ひびき玲音 コバルト文庫

マリア様がみてる 26 クリスクロス (コバルト文庫)

いやはや全く予想外の展開がのっけから。
最早忘却の彼方にいるのではないかと思われた桂さんが、冒頭からひょっこりと登場するとは。
祥子さまのデレモードがイラスト付とか、鵜沢美冬がここで！？とか田沼ちさと再び！？とか。
何より、マリみてがミステリになってるとは驚き桃の木山椒の木。
そしていろんな大事なことが次回に回されてしまったのも驚き。
頭の回転が悪いものだから、志摩子さんのカードの場所の推理が追いつかない。
「ま」「た」「る」「く」「の」「ウサギのイラスト」「時間によって状態が変わる」
これで志摩子さんのカードの場所を推察せよと。
「くるまの（し）た」というのは確かになるほどなんだが、どうもいまいち最後の条件を満たさないような気がしてね。
「くるまのた（い）（や）」とも取れるか。
なるほど、ウサギを「イヤー」と取るわけか。
しかし、これも苦しいよな・・・。
車だからといって、意図した時間に状態が変化するわけでないし。
意図的に変化させるなら協力者が必要なわけで。
何より、これだと場所を示しているわけではないんだよな。
うーん、難しい。