地獄少女 二籠 第26話(最終話)「あいぞめ」

蛍は拓真がいる限り、恨みの連鎖は消えないと拓真を地獄送りにし、自らも入水自殺を図る。
地獄に流す舟の上で、閻魔あいは自らの境遇と拓真の境遇を重ね、地獄少女としての責務を再び放棄してしまう。
地獄からの監視者により、閻魔あいに下された処分とは、閻魔あいを現世に人間として落とすことであった。
400年分の年月を一気に科されたあいは、今にも消えようとする体で拓真のもとに駆け寄る。
閻魔あいが、400年間かけて出した結論は「それでも恨まない」ことだった。
閻魔あいが消えてしまう衝撃的な結末に、なんともいえない物悲しい感情を抱く。
閻魔あいを失った3人組が、それぞれに分かれて新たな生き方を模索して旅立つシーンがまた哀愁を誘う。
しかしながら、閻魔あいと両親はこれで解放されたとのことなので、第1期から続いた閻魔あい自身の責務は終わったという結論になろうか。
しかして、「地獄少女」は消えたわけではなく、閻魔あいのあとを継ぐものが早々に地獄通信を開始している模様。
果たして、新生地獄少女による第3期はあるのか?