機動戦士ガンダム00 第2話「ガンダムマイスター」

いろんな意味でリアルタイム視聴を逃した罠。
第1話放映後、チャイナの呼称で早速人気が高まった王留美たん、2話目にして既にチャイナ服でもおだんごでもないし!w
今回の服装は、ガンダムWのEDのリリーナ様へのオマージュなんじゃねぇかと思う。
そうすると、アレルヤティエリアに「それは若さよ」と呟くスメラギさんは、Zガンダムのクワトロのオマージュですかね。
水島監督も脚本の黒田氏も、アメリカの政治ドラマ「THE WEST WING(邦題:ザ・ホワイトハウス)」を見たとのことなんだが、
石塚運昇氏がAEUの議員の一人を担当してるのも、その流れなのではとか思う。
(石塚氏は上記アメリカドラマの日本語吹替え版で、アメリカで政治のナンバー3の役を担当している。)
石塚氏はセルゲイ中佐が本職だが、議員は政治家の声で、セルゲイは軍人の声と、声の質を変えてるあたりがさすがベテラン。
セイロン島への武装介入。ガンダム00見るときは、Wikipediaで世界情勢を合わせてみるとおもしろいかも。
第1話の刹那の生まれた国家が架空のものだったから、てっきりセイロン島の民族も架空のものを使うのかと思ってたら、
現実の問題であるシンハラ人とタミル人とそのまま使ってきましたか。
細かいところをリアルにしてしまうと、変なところで足元をすくわれるのではとちと心配ではある。
そもそも、ロシアと中国とインドが一緒くたというのがだいぶ無理してるからね。
この時代、化石燃料が枯渇してるとのことだが、グラハムたちの車はエレカーだとしても、MSは何で動いてるんだろう?
太陽エネルギーを使ってるのはガンダムと各勢力のフラッグとかヘリオンとか最新鋭機だけだしなぁ。
フラッグで思い出した。冒頭の古谷徹氏のナレーションの際に、黒いフラッグが出てますね。
専用機だとするなら、ユニオンのエースということであればグラハムの愛機になるということかな。
そのグラハム、ノーマルスーツが「逆襲のシャア」のアムロっぽいなとかなんとか。
喧嘩両成敗ではないが、武装勢力の双方に攻撃を仕掛けるのは、
ある意味「機動戦士ガンダムSEED」や「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」のアンチテーゼでもあるのかもしれないと思った。
いわゆる、自覚的にやってるのかそうでないのかの差、みたいな。
そして第1話はSEに注目してたが、BGMもまた熱いねこれ。
ガンダムだから、と変なこだわり持たずに普通のロボットアニメの視点で見られるならば、これほど熱い作品はないわー。