週刊ガンダム・ファクトファイル 第146-150号 ディアゴスティーニ

もう3ヶ月前に完結していたガンダム・ファクトファイルを、ようやく整理。
前回整理してから、軽く4ヶ月以上経過してる・・・。
150巻通してみてきたが、資料として良質なものと全く資料としての価値のないものとが玉石混合してしまって、非常に扱いにくい資料だなぁという印象。
良質なものとしては、これまでのガンダム系資料では、コストパフォーマンス的な理由で収録が見送られてきた内容も盛り込まれ、明文化されたことは評価に値するだろう。
一方、多数のライターによって既存の設定との共有、執筆者同士での設定共有が完成しないままに新説が提唱されたりして、
その新説があまりにも異端だったり、珍説すぎて逆に単巻で読んだ人間を混乱させかねないものがあったりと、
まさに、判断が真っ二つに分かれる資料であったと言えよう。
個人的には、ガンダム系の資料は全てを「真なりとして」取り扱う与謝野系とは異なり、資料にランク付けをして考察に活かすべきと思っている。
実際の歴史書の中にも偽書があるように、
扱う資料が我々現実世界において、どれだけ受け入れられている説なのか、またガンダム世界の中でどれほど説得力を持つ資料なのか、
といった点を踏まえて取り扱うべきというのが当方のスタンス。