機動戦士ガンダム00 第14話「決意の朝」

第2クール(1stシーズン最終クール)に突入ということで、OPとEDも変更に。
第1クールでは、混沌とした世界に、ソレスタルビーイングという形で楔を打ち込んだガンダムという形でまとめられますが、
第2クールは、そのガンダムに対して動き出した世界が描かれるようになりそうです。
で、その中でちと気になっていることが一点ありまして。
どうも今回のガンダムアメリカドラマ的な手法を取っている感があり、その手法に倣うならば、最後の締めが大変なことになるのではないか、という個人的懸念があります。
どういうことかと申しますと、アメリカドラマというのは、次クールへの視聴者への「気になる感」を煽るために、
「衝撃的な展開の真っ最中にクールが終了する」手法を取るわけです。
水島監督が引き合いに出す「THE WEST WING(邦訳名:ザ・ホワイトハウス)」では、
第1期の最終話で大統領が銃撃され、その安否を第2クールに持ち越すという手法で締めくくります。
それに倣うとしたら、あのコードギアスの第23話や第25話のような終わり方をする可能性がある、という点は注意が必要です。
しかし、アメリカドラマとガンダムのような日本アニメの最大の違いは、アメリカドラマの主目的が視聴率にあるのに対し、
日本アニメ(特にガンダム)の主目的は、視聴率よりも関連製品、DVDやおもちゃの売上にあるので、
関連製品の売上に影響を与えるような終わり方は、スポンサー側がなんとしても阻止するべく動くとも想像がつきます。
そういった点では心配はないのかもしれませんが、あれだけDVDが売れた「機動戦士ガンダムSEED」も、
投げっぱなしジャーマンで終わってるんだからいいんじゃね?の論理が出てきたら、恐らくグゥの音も出ないのでは、といった点は心配かもしれません。
いずれにせよ、とにもかくにも1月発売のDVDがどれだけ売上を上げるかも、2ndシーズン以降の展開に影響を与えることにつながるので、要注目です。
さて、元々キャラの立ってるセルゲイ中佐に加えて、グラハム、サーシェスの台頭で、完全に陰の薄くなったコーラサワー
正直、彼の役回りの一部をグラハムが食ってしまった感があるので、今後どう扱うのだろうと思っておりましたが、やはりギャグキャラ路線は変えずに行くようで。
「二度もぶった!」はご愛嬌としても、同時に登場した大佐たんが全てを持っていくような気がします。
ガンダム史上、最も陰の薄かったエースとして記録に残るんでしょうか・・・。
今期の作り方がアメリカドラマ的なこともある影響か、ガンダム側よりも世界側の人間模様の方がおもしろく見えますね。
でもそれって、ガンダムの魅力が敵役に分散しているということで、おもちゃ関連は苦戦する結果につながりそうな予感です。
今のところ、ハイコンプロ、HGは順調と聞いてますが、半年間というリリーススケジュールがパツンパツンなせいで、FGの在庫が消化しきれなかったとかも聞くんですが・・・。
マリナ女王への夜這いはドラクエ3のイシスを思い出しますが、しかしせっかくの見せ場の作画が・・・。
そしてルイスかわいいよルイス。第1クールは無事に乗り切ったので、第2クールも生き残れ!
沙慈はあれだ。刹那に救援頼んでる場合じゃねぇ!
泣いてるルイスを一晩中抱きしm(以下削除されました)