機動戦士ガンダム00 第17話「スローネ強襲」
蒼月昇氏に関して、新たな推測が出てきたのだが、その前に今回エイフマン教授関係で明らかになった点を整理。
- 120年前、2187年の木星圏においてイオリア・シュヘンベルグ一派が太陽炉の開発を行う。
- 80年前、2227年、木星圏で何らかの事故、あるいは事件によって壊滅したイオリア一派の宇宙船ラボから、
後のガンダムスローネの所有者となる派閥(以後、スローネ派と記述)がハロの兄弟機(以後、ハロ(兄)と記述)を回収。
情報端末機としてのハロ(兄)を改修し、イオリア派の情報端末(後のヴェーダ)へのアクセス権を入手する。 - 現在、2307年、イオリア派によるソレスタルビーイングの行動開始後、機会を見てスローネ派がガンダムスローネ3機を投入。
といった流れで来ている模様です。
エイフマン教授は、太陽路の原理が何かまで掴んでいた模様で、我々への情報の橋渡し役として重要な人物でしたが、スローネ派に消されてしまう形に。
ネーナ・トリニティが、ティエリア・アーデと同じくヴェーダへの直接のアクセスを可能としていたことから、
ハロ(兄)を通じたスローネ派のヴェーダの情報改竄などを行っていた可能性も考慮に入れるべきでしょう。
イオリア派から生まれたソレスタルビーイングの真の理念が未だ明らかになりませんが、
少なくともスローネ派とソレスタルビーイングの理念は対立構造にあるようです。
今週のルイス。沙慈が試験期間もがんばってバイトしてたのは、ルイスにおねだりされてた指輪を買うために違いない。
沙慈、けっこう頑張り屋さんだな!そのまま婚約指輪にして、しっかりつかまえておくんだぜ!!
そして来週のルイス。ル、ルイス、逃げてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!
蒼月昇氏に関して、現状は「蒼月昇=古谷徹なんだぜ!」ということがわかっていれば満足してしまっているように見受けられるのですが、
個人的になぜそのようなことをする必要があるのか、という点が気になっております。
以前にも、当方は以下2つの仮説を提示しました。
- 飽くまで「古谷徹」とクレジットされるのは「アムロ・レイ」であって、他のガンダムのキャラとしては「古谷徹」の名前は使わない。
ナレーションは例外であるがゆえに、本人あるいは製作&制作に許諾されている。 - ガンダムというジャンルでの「古谷徹=アムロ・レイ」というブランドを軽々しく崩したくない、という思いが、
製作&制作側の意図として存在するために、別名義をクレジットしている
当方としては、両者の意図をそれぞれ汲んで、今の形になったのではという推測を導いたわけですが、ここで新たな推測に至るわけです。
つまり、今回の「機動戦士ガンダム00」には、「グリーン・ダイバーズ」の「カラバの兵士:古谷徹」のように、
アムロ・レイ本人か、あるいはアムロ・レイを想起させる人物が用意されているのではないか、という推測にたどり着くのではないかと。
ということは、「蒼月昇」というクレジットは、「蒼月昇=古谷徹でバレバレだよね!」とそこで一度、我々視聴者の思考を止めるためのブラフではないか、と考えられるわけです。
そして、我々、全ての「機動戦士ガンダム00」の視聴者は、一度だけアムロ・レイにたどり着くモノを目にしているにも関わらず、それに気付いていない!
これは完全にしてやられました。完敗です。
恐らく、我々はナレーション以外で「古谷徹」のクレジットを目にする日がくるでしょう。
1stシーズンで拝めるのか、それとも物語が収束していく2ndシーズンに目にすることになるのかまではわかりませんが、
少なくとも、我々が初めて目にした「ガンダム」が出てくるなら、そのときに見られるのではないかと考えています。