ゲゲゲの鬼太郎(第5期) 第60話「働け!妖怪バリバリ」

全体としてはコミカルなんだが、変なところにシリアスを持ち込むので全体としてよくわからんノリの構成になっている。
結論の導き方も、いまいちな変化球を混ぜているせいでどうかなーという印象。
親父さん過労で倒れる→やらせてみる→ダメだったからバリバリに走る→妖怪の力で大変なことに→親父改心と言う流れより、
親父さん過労で倒れる→心労たたってバリバリの誘惑に負ける→大変なことになる→親父改心して、息子の今の力でやらせてみるという流れの方が、
父親に、子供へのプレッシャーを反省させると同時に、子供の成長を描ける形になる。
前者だと、これが親父の反省のみで、子供はそれに振り回されただけで、最後のエピソードも取ってつけたような印象が否めない。