機動戦士ガンダム00 2nd season 第1話「天使再臨」

第2期の導入となる最初としては、第1期の第1話と同様にアクションを主体とした構成。
これはガンダムのようなメカアクション作品においては王道的な鉄板な導入だと言えるので、その点では十分に満足いく構成。
この5年間の変遷などの謎はこまめに見せておきながらも、それは今回は触れずに次回以降に持ち越し。
今回のメカアクションで一番の見せ場は、普通に考えればセラフィムガンダムの登場シーンか、ガンダムエクシアの奮闘シーンが挙げられると思う。
どうでもいいが、セラフィムF91ガンダムXガンダムエクシアクロスボーンガンダムを思い出したのだが、深読みしすぎだろうか?
いわゆる、リボンズの勢力が歴代のガンダム主人公の中の人で固めてくるならば、それに対抗するには、ソレスタルビーイングは歴代のガンダムオマージュな機体で対抗するしかないと思う。いや、本当どうでもいいが。
話がそれたが、では個人的に第1話におけるメカアクションの最高峰はどこか?と問われれば、前半のアヘッドのビームを受け止めて見せた旧式のヘリオンのシーンを挙げたい。
このシーンはほんの一瞬だし、完全にアヘッド(あるいは精鋭部隊であるアロウズ)の強さをみせるための引き立て役でしかない彼らが、数少ない粋な活躍を見せてくれたシーンなのだ。
いわゆるガンダムたちのド派手な戦闘が好きだ!という人が多くてもいい。それがいわゆる普通の楽しみ方だからだ。
しかし、オレは他の人よりもガンダムに詳しいぜ!という気概のあるファンならば、今回のヘリオンのような、普通の人ならばスルーしてしまうけれども、実はめちゃめちゃすごいことしてるシーンを感じとってもらいたいな、と思う。