ガンダムエクシアとOガンダムの一騎打ちによる決着は、「機動戦士ガンダム」の屍を超えていけという暗喩なのかなぁと思った。この一騎打ちもそうだが、リボンズと刹那の一騎打ちの際に、お互いが名乗りを挙げるところを始め、全体として武士道を取り入れた演…

ガンダム00の最大の失敗は、1話の構成がABCの3パートに分けたことなんじゃないかと思った。AパートBパートとうまく盛り上げて、見ている方もせっかく余韻を楽しんでいるところを、いつもCパートで台無しにされている。今回もBパートで終わってくれれば文句な…

もはや完全なるオリジナルなど存在しないのは確かなんだが、それでもリボンズに関しては「バトルスター・ギャラクティカ」のサイロンの設定そのまんまだと思う。そして物語終盤で大型レーザー兵器で艦隊を一掃する敵の戦術も、ある意味ガンダムのお約束では…

洋画ドラマの手法を取り入れたせいなのか、前話の終わりで引っ張ったエピソードを話の頭で決着つけるという形が続く。そうなると、見る方としては前話で見ていたときの感情をぶつ切りにされてしまうわけで、今回のブシドーとの戦いに関しても、「え？もう終…

刹那・F・セイエイは自然発生した初のイノベーターとならんとしている。リボンズ・アルマークは、人工的なイノベーターの初であると。わかりやすさを優先して、リボンズを絶対悪とする構図を採用したのはいいとしても、各話で一つ一つの事象がわかりにくい形…

パート毎に見るとおもしろい部分も多いんだけれども、全体としては描写が中途で区切ってそのまま結果だけ見せるという手法がここのところ頻発。そのせいか、見ていてどうもスッキリしないように感じるんだよなぁと。あと、もう終盤なのにアリオスはいつまで…

沙慈とルイスの2度目の邂逅は、沙慈に戦いへの決意をさせ、ルイスに自分の思いをきちっと伝えるという形に。もし、沙慈とルイスの関係がセカンドシーズンでもキーと言うのならば、この前進を描くのがちょっと遅かったような気がする。ラストのネーナ・トリニ…

作品内での時間経過を挟み、仕切りなおしての展開。ソレスタルビーイング、アロウズともに戦力を立て直し、破壊されたアフリカの軌道エレベーターも、送電を行えるまでに修復された。ソレスタルビーイングは、前話で完遂できなかったメメントモリ2番機の破壊…

ラストシーンがなければ、「機動戦士ガンダム00」を通して三本指に入る傑作エピソードだったと思う。人類の一大危機に対して、連邦正規軍、連邦反乱軍、カタロン、ソレスタルビーイング、アロウズが一丸となって災害救助に奔走するのがメインストリーム。人…

序章と題するだけあって、連邦正規軍によるアフリカ軌道エレベーター占拠事件の序盤を描いただけで、ほとんど進展なし。ただ、その中でセルゲイと盟友であり、今回の事件の首謀者のハーキュリーの過去のエピソードはよかった。旧人革連の軍人はだれもかれも…

セラヴィーガンダムとセラフィムガンダムはただ分離するだけじゃないぞと冒頭のアピール。前回のトライアルシステムに相当する高度な隠し玉があるんだろうか。エンディングはきちんとしたものがありました。オープニングとエンディングが、作画が間に合わな…

新オープニングのお披露目。このオープニングのカットからすると、沙慈とルイスには幸福な未来が待っていると信じたい。 新オープニングで印象的だったのは、4人のガンダムマイスターが、各々別の方向へと歩み始めるカット。全てが終わったあと、彼らはそれ…

第2シーズンも早いもので折り返し地点。クールの締めとなる今回は、地上に対して絶対的な脅威となる衛星軌道兵器の破壊ミッション。この衛星軌道兵器が、一足早く放映したコードギアスの方とコンセプトがかぶってしまってるのがもったいない気もするが、それ…

ダブルオーライザーによる完全なトランザムでイノベーターを圧倒するAパートと、戦場での再会によって動揺する沙慈とルイスを描いたBパート。そして、依然として続くメメントモリの脅威が描かれたCパートという3部構成。イノベーターを圧倒するダブルオーラ…

もはや語るまいというか、語らずとも非常にデキのいい回でしたと。大きな見所としては2つ。1つは、ダブルオーとオーライザーのドッキングシーンであり、もう1つはその直後の沙慈とルイスの再会シーン。ドッキングシーンは、1stシーズンでは考えられなかった…

カタロンの構成メンバーの一人のイケダは、1stシーズンのときにJNNの現場レポーターでアザディスタンに派遣されていた人やね。こんな細かいところまで、前半にバラまいた伏線の一つだったりするから侮れない。 「メメントモリ」は、「機動戦士Vガンダム」の…

アリー・アル=サーシェス（ここでは、アラビア語を和訳する場合の表記に準ずる）の半身は再生医療。1stシーズンにおいても、リヒテンダール・ツエーリのサイバーテクノロジーによる例があったので不可能ではないと思える。ただ、宇宙空間で半身を失うほどの…

「機動戦士ガンダム00」のおもしろさは、どちらかというと静かなおもしろさというか、適切な表現ではないような気もするが、地味におもしろい。いわゆるスーパーロボット系の作品のような派手さはないので、絵的に訴求するおもしろさとか熱さといった面は多…

CM中に今後のOOガンダムのパワーアップ展開を先出ししちゃってるのはいいんだろうか？予告先発みたいなもん？アレですね。オーライザーに沙慈君かマリーが乗って、OOガンダムかアリオスガンダムと合体するんですね。わかります。(*'ω'*)パイロット側に問題は…

矢尾一樹さん、もしかして二役やってる？いや、アンドレイの方は似たように聞こえるけど、サイ・アーガイルやってた白鳥哲さんか。白鳥さんは、コードギアスのロイドが一皮むけた演技で、そっちの印象が強くなってたけれど、もともと矢尾さんみたいな声質な…

これまでは宇宙と地上で分かれていたので気にならなかったんだが、ルイスとソーマが同じ部隊にいると、パイロットスーツを着用した際に見分けがつかないのが欠点ね。ああ、なるほど。つまりこれはルイスかソーマが早々にソレスタルビーイングに引き抜かれる…

冒頭がアレルヤとソーマ（マリー）の出会いのエピソード。アレルヤの名前を与えたそのときが、アレルヤにとっては生きていることへの感謝の洗礼を受けた瞬間だったと述懐。冒頭から洗礼のシーンまでセピア調だったのが、洗礼後にフルカラーへと場面が変わっ…

全くの別人物になってしまったロックオンはともかく、刹那とティアリアはポジティブに成長したなぁという印象が見て取れた第3話。残り120秒でもう一人（マリナ）も助けたらどうだ？なんてセリフ、第1期の第3話のティエリアからは全く想像もできん。が、第2の…

2話連続で最後のワンカットしか出番のなかったアレルヤ。彼の活躍は次回に期待。Oガンダムの太陽炉とガンダムエクシアの太陽炉を組み合わせ、2つの太陽炉の相乗効果により本来の太陽炉の二乗の作用を及ぼすという。アヘッドも2つの擬似太陽炉を搭載している…

第2期の導入となる最初としては、第1期の第1話と同様にアクションを主体とした構成。これはガンダムのようなメカアクション作品においては王道的な鉄板な導入だと言えるので、その点では十分に満足いく構成。この5年間の変遷などの謎はこまめに見せておきな…