機動戦士ガンダム00 2nd season 第17話「散りゆく光の中で」

ラストシーンがなければ、「機動戦士ガンダム00」を通して三本指に入る傑作エピソードだったと思う。
人類の一大危機に対して、連邦正規軍、連邦反乱軍、カタロン、ソレスタルビーイングアロウズが一丸となって災害救助に奔走するのがメインストリーム。
人類は共通の敵が存在すれば一つになれるということの証明であり、逆説的に共通の敵がいなければ一つにまとまることができないことを明示したとも、両方に取れる内容。
そのあたりの見せ方は、さすが黒田洋介と思うけれども、最後のスミルノフ大佐の戦死という余計な一幕を挿入したのも、黒田洋介らしさだと思う。
せっかく「傑作エピソードだった!」で終われると思ったら、「アンドレイ・スミルノフ黒田洋介は、本当に空気を読まないヤツだな!」という感想になってしまったのがすごく残念。