機動戦士ガンダム00 2nd season 第12話「宇宙で待ってる」

ダブルオーライザーによる完全なトランザムでイノベーターを圧倒するAパートと、戦場での再会によって動揺する沙慈とルイスを描いたBパート。
そして、依然として続くメメントモリの脅威が描かれたCパートという3部構成。
イノベーターを圧倒するダブルオーライザーが文句なしにかっこよく描かれているのは良いのですが、前話と分けずに描いてくれた方がアクションパートとしての一体感は強かったのかなぁと感じた次第。
王道だけれども、ピンチ→逆転という展開は一度に見せてくれないと(間が空いてしまうと)その感動が薄れてしまうもので。
DVDで一つにまとめられたら一気に見ることになるので、さほど問題ではないんでしょうけれど。
あっさりと元鞘に収まったアレルヤとマリーと異なり、沙慈とルイスはどんどんと深みへ・・・。
これまでのガンダム作品で、生き残ったあるいは平穏無事に物語終盤を終えた強化人間といえば、「機動新世紀ガンダムX」のカリス・ノーチラスくらいしか記憶にないのですが、
機動戦士ガンダム00」ではマリーが第2のカリスとなって、ルイスはこれまでの強化人間としての悲劇が描かれてしまうのかもと今から戦々恐々なのであります。
特に、前述のカリスは男の強化人間であって、ヒロインではなかったからこそ生き残ったとも言え、
ヒロイン格の女性強化人間は、現在連載中の「機動戦士ガンダムUC」のマリーダ・クルスの例外があるとはいえ、軒並み全滅しているので今後がますます心配な存在です。
マリーダも、現状は極めて危うい状況にありますし・・・。