トップをねらえ2! 第1-6話「お姉さまと呼ばせてください!/お姉さまなんかになりたくない/トップレスなんか大嫌い/復活!!伝説のバスターマシン!/星を動かすもの/あなたの人生の物語」

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前作が1988年の作品で、本作は2003年の作品。現在は5年前の作品になるが、15年分の技術の蓄積を見せてくれたと思った。
1988年の「トップをねらえ!」、1995年の「新世紀エヴァンゲリオン」、2003年の「トップをねらえ2!」、そして2007年の「天元突破グレンラガン」へと至る系譜。
個人的に、グレンラガンは例の問題発言騒動の絡みがあって、見る気分を害してしまった関係で途中で止まっているわけだが、技術的な進歩という意味では、やっぱりしっかり見たいよなぁと思う。
そこが割り切れないのは、作り手は周りがどうこきおろそうが、黙々と作り続けるスタンスであって欲しいとの願いを踏みにじられたトラウマがあるからなんだと思う。
ともあれ、グレンラガンは置いておくとしても、ガイナックスというグループは、一つの作品において何か一つ、突出したものを見せてくれるなというのを、本作を見て改めて実感した。
エヴァの印象が強いせいで、ガイナックス=リアルロボットの集団というイメージになってしまいがちだったのだが、
トップシリーズやグレンラガンを見る限りでは、ガイナックスはやはりスーパーロボットな方が、やりたい放題できていいんだろうなぁと思った。
以下、各話の感想など。

第1話

序盤の入りは、前作を全く想像させない。
アイキャッチの「ダイバスター」を見る限りでは、世界観や設定を受け継いでも、全くの別作品としてつくったようにも見える。
エヴァ前のガイナックスと、エヴァ後のガイナックスでは、基本的なつくりとなる根幹は共通していても、表現・演出は変わるね。
バスターマシンの登場BGMが共通していることで、初めてナンバリング作品なんだと実感した。
そしてずっと地球が舞台と思いきや、火星が舞台だったのか。

第2話

2話になってもまだオープニング用の映像が完成してないんだなぁ・・・。
ノノがロボットだと発覚。見た目ですぐにわかるようになってるんだろうか。
宇宙服の犬デザインとか、宇宙戦の奇抜なデザインとかすごいな。
そして艦隊戦の派手さがさらにすごいことになってる。

第3話

新たなバスターマシン覚醒シーンと、宇宙に雪が降るシーンは燃えたね。

第4話

オープニング、もしやこれで完成なのか?
ノノがバスターマシン7号として覚醒するシーンがまたすごい。
各話に惜しげもなく燃え所があるな。

第5話

まぁ、わかってたことだけど、ノノリリってのはノリコだよねというのが判明する冒頭。
雷王星のバスターマシンがノノを出迎えるシーンもすごい。
5話の終わり方が終わり方だけに、エンディングもボーカルなしの演出なのか。

第6話

地球「を」質量兵器としてぶつけるという描き方は初めてのような気がする。
地球「に」質量兵器をぶつけるのはよく見るようになったけれど。
トップ→エヴァ→トップ2で培ったものがグレンラガンへとつながっていくわけか。
バスターマシン1号、2号が帰還するラストシーンを見ていると、合体劇場版をやった意味と価値がよくわかる。