ダブルマリッジ 二宮ひかる 芳文社

ダブルマリッジ (芳文社コミックス)

ダブルマリッジ (芳文社コミックス)

二宮ひかるの久方ぶりの新刊。3年ぶりくらいか?
今回は重婚が可能となる法案が可決されたばかりの日本での男女のお話。
一人の男と二人の女というシチュエーションは、かつての「ハネムーンサラダ」を思い出させるが、あの作品は重婚が許されないからこその葛藤を描いていた部分もあると思う。
(まー、とはいえ男の立場からすれば、あの作品でも二人とも囲ってしまえばいいじゃん!と思ってしまうのだが。)
今回は、重婚が許されたことによって葛藤しない者、それでも葛藤する者と、違う立場を並行して描いているのが興味深い。