おおかみこどもの雨と雪

2006年「時をかける少女」、2009年「サマーウォーズ」と細田守監督作品に楽しませてもらったので、3年越しのイベントとしての楽しみである新作を鑑賞した。
おおかみおとことの子供である「雪」と「雨」を産み、育てる人間の母親・花の物語として始まり、
子供たちが狼として生きるのか、人間として生きるのか、それぞれが選び取って自立への道を歩んでいく物語。
前述の2作品のように大きな事件があるわけではないので、その点は盛り上がりに欠けるとか物足りないと感じる面はあるかもしれないが、
花の母親として奮闘する様や、田舎に引っ越してからの生活は、日本テレビがバックアップしていることもあってか、DASH村の黎明期を思い出しながら、楽しく鑑賞することができた。