選挙への立候補届けを出した直後に、祐巳と由乃を待ち受けていた令の言葉に、由乃はショックを隠せない。側にいた祐巳も肩を貸すのが精一杯で、何もすることができない。そんな二人の姿は、周囲にとっては「立候補届けを出した直後に、つぼみの二人が何かト…

タイトルから察することができるように、「マリア様がみてる」と「男はつらいよ」をパロディした作品。フーテンの寅さん役のサトウ聖は、お供の子狸祐巳ちゃんを連れながら諸国を歩き、様々な事件に遭遇する。あるとき、聖は「黄薔薇さまのもとに立ち寄った…

自分は薔薇さまにふさわしいとは思えない、と不安を打ち明ける祐巳だが、クラスメートの支援を受け、薔薇さまへの選挙に立候補届けを提出する。

「マリア様がみてる」同人文庫第4作。本シリーズでは小笠原祥子と福沢祐巳の愛と同時進行で、祐巳たちの代の選挙前の時間を描いている。今回はそんな選挙に関わる人物たちのサイドストーリー。

「マリア様がみてる」同人文庫シリーズ第3作。小笠原祥子は福沢祐巳と一線を越えたことをカミングアウトすべく、山百合会の面々を薔薇の館に集める。祐巳から既に伝え聞いた島津由乃は、祐巳に「決して流されたのではなく、姉に迫られたからではなく、自分の…

虹色の魔女作品「マリア様がみてる」同人誌文庫の続編、第2巻。祥子さまと一夜をともにしたことを、うっかり由乃さんに話すことになってしまった祐巳。祥子さまは意を決し、祐巳とともに山百合会のみんなに事実を告白しようとする。攻め役の真美たんが非常に…

「マリア様がみてる」同人文庫の中でもかなりの老舗。内容は祥子さまと祐巳たんのガチコイ恋愛模様。体調の優れないときに読むと一瞬引きそうになるかもしれないほどのガチ。（褒め言葉）執筆されたのが2001年5月とあって、まだ「チェリーブロッサム」が発行…