機動戦士ガンダムSEED DESTINY PHASE-04「星屑の戦場」

なんだ、前作すなわちガンダムSEEDを知ってるからこそ、このおもしろさ、楽しさというものは存在するのだろうか。
前大戦(といってもまだ新たな戦争が勃発したわけではないが)を経験しなかった世代、
シン・アスカルナマリア・ホークといったキャラがSEEDを見てなかった視聴者で、
前大戦を経験した世代、アスラン・ザラカガリ・ユラ・アスハがSEEDから続けて見ている視聴者と私の中でだぶる。
「お前らは前大戦を知らないからそんなことが言えるんだよ!」=「お前らはSEEDを見てないからわからないんだよ!」
とかなんとか、そんな感じ。ヤヴァイ、上記は全然4話の感想じゃない。困った。

ステラたんかわいいよステラたん

もう一人の脚本の人がうまいのかな。今のところすげー安心して、なおかつ楽しんで見られるあたりがすごい。
今回、ルナマリアとステラたんの出番の比を4:1とすると、ルナマリアの圧倒的優勢にも関わらず、萌え評価はステラたんの圧勝。
撤退命令の信号弾にキラキラ輝きながら安堵するステラたん。
「ネオが帰ってこいってよ。」
やー、もうステラたんが帰ってきたらおかえりとかいいながらいいこいいこしてあげるんでしょうなぁ。ハァハァ
あ、ネオが「ザフト軍」ではなく、きちんと「ザフト」と呼んでいたのに好感。
そう、ザフトに「軍」をつける必要はないよ。オフィシャルでもたまにやっちゃうことあるけど。

レイ・ザ・バレルアムロ・レイ

ミネルバにはギルが乗ってるんだ!絶対に落とさせるものか!」
レイきゅんキタ━━━━━━┌(_Д_┌ )┐━━━━━━ !!!!!
そうか、このセリフはここで持ってきたのか。
で、未だに一人も賛同を得られないのだけど、ネオ・ロアノークやラウ・ル・クルーゼシャア・アズナブルへのオマージュだとしたら、
レイ・ザ・バレルアムロ・レイへのオマージュなんじゃなかろうかと。
「レイしか引っかかってないじゃん!」とか言われそうなんだけど、いやいや機体も白いし、
エグザス有線式ガンバレル(無線式?)を撃ち落としたとき、ニュータイプ独特の背面撃ちやったでしょ。
あれ、アムロがサイド6宙域で12機のリック・ドムと戦ったときに見せた撃ち方なのよね。
旧来のガンダムファンの間ではほぼ常識なんだけど、新しいファンのために一応書いておくけど。
で、そのときのアムロニュータイプ能力が異様に高まっていたこともあって、その撃ち方を「ニュータイプ撃ち」とも呼ぶようになったわけだ。
「放蕩オペラハウス」のワダツミさんはこれを受けてか、
「オールレンジ攻撃兵器を撃ち落とすといえば……という伝説のポーズ」
という紹介の仕方をしていたけれども、必ずしもそうではないわけなんだ。
で、アムロといっても1年戦争からシャアの叛乱までの14年という幅広さがあるわけなんだが、
軍人として清濁合わせ飲んで、ある程度自分の裁量で軍内部を動けるようになった頃のアムロ
すなわちロンド・ベルの立ち上げにブライト・ノアとともに尽力していた頃(宇宙世紀0090〜0093年頃)のアムロなんじゃないかと。

シン・アスカルナマリア・ホーク、未熟未熟ぅぅぅぅっ!

で、シン・アスカの「散開して各個に応戦!」ってのはもう作戦でもなんでもなくて、「どうにもならんから各自でどうにかしろ!」ってことで。
シンきゅん、せめて4機いるんだから数のアドバンテージは活かそうぜ・・・。_| ̄|○
トップガンとしてのシンきゅんの実力は認める。
特に1・2話での3機のガンダムを相手にした立ち回りはすごかった。
が、それは飽くまで一パイロットとしての話であり、赤服であるシンきゅんは士官すなわち小隊長としての技量も持たねばならないわけだ。
それはルナマリアも同様で、2機のゲイツRに乗っていた2人の同僚をむざむざとやらせてしまったのは、
君らの指揮官としての未熟さがそうさせたんだ、それを、わかるんだよ!

デュランダル議長閣下がみてる

それにしてもギル議長は今回もオーブを引き込むことにご執心。
「他にモビルスーツはないのか?」「パイロットがいません!」
このやり取りは絶対来ると思った。
アスラン、近々乗るね。セイバーガンダムかどうかはわからんが、すくなくともMSには乗るね。
とかなんとか書いたけれど、ここのところおもしろくて仕方ない。
で、次回はイザーク・ジュールディアッカ・エルスマン登場ヤーハー!!(゜∀゜)