ザ・ホワイトハウス3(THE WEST WING) 第18話「忍び寄る恐怖」

このドラマの王道として前半に多発する問題や疑問、謎を後半のクライマックスで解決していくという手法がある。今回はロシアがイランにプルトニウムを製造する重水炉を建造しているとの情報が入り、ロシアとの外交問題が発生したそれを解決に導き、また、一通の手紙の謎をチャーリーが解き明かし、トビーは報道の自由の名を借りた悪辣な取材を続けるジャーナリストの本性を暴く。これで全て解決かと思いきや、CJへの脅迫は日増しにエスカレートする。そしてついにシークレットサービスが彼女を護衛することになるのだが・・・。
問題を次回に持ち越すのは、第1期のラスト、第2期のラストといったクールの終わりが多かったが(アメリカでは視聴率確保のため、シリーズものの最終話は敢えてそのようにすることが多い)、クライマックスを目前にして2話以上のシナリオ構成というのは珍しい。CJはどうなってしまうのだろうか・・・。