機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション 砕かれた世界(前編)

第1クールの総集編(前編)。元々、第1話の書き込み量が半端じゃなかっただけあって、描き下ろし分と冒頭のデキは良い。
冒頭のディン、シグー、ジンを「機動戦士ガンダムSEED」の頃と比較すれば、その書き込み量の明らかな違いが見て取れる。
細かい仕様変更が見て取れる。
例えば、アーモリーワンでの戦闘中、ザクウォーリアルナマリア機)がミネルバに緊急着艦するシーンが、色だけ赤→緑に変更され、アスラン・ザラの緊急着艦に変更されている。
ユニウスセブン落下事件の首謀者が、オンエアー時と比較してセリフが棒読みだったのはなぜだろうか?
機動戦士ガンダムSEED DESTINY」を全く見なかった人が、話の概要だけ知りたいという場合には有効な作品。
ファンにとってはアイテムの一つでしかない作品とも言える。
現在のところ、それ以上の価値が見い出せないのが事実。
後編で、どの程度オンエアー時との違いを打ち出してくるかが勝負どころか。