地獄少女 二籠 第13話「Vの惨劇」

地獄一家の綿密な依頼者、恨み人の調査は、無作為に依頼を引き受けることで閻魔あいへの好ましくない影響を避けるためなんだろうなと。
この地獄一家の身辺調査がコミカルな部分で多くの引き出しを用意することになったのは、狙ってやったのかどうかはよくわからんがうれしい副産物と言えそう。
地獄一家を多く動かすとなると、輪入道も動くときも出てくるわけで、そうなると藁人形にのみ甘んじていられないことも出てくると。
それを見越した上での地獄一家の藁人形ローテーションへの変更が、第2期から導入されたことにつながるわけだ。
一方で新たに地獄一家に仲間入りしたきくりが、現時点ではマスコット役意外にいまいちその役割をまだ明かしてない状態なのだが、今回はその一端を見せたということになるだろうか。
意識不明の人間を覚醒させたということは、その前提となったやり取りから類推するに、その生涯を閉じることも、逆に目覚めさせることもできる、生死を司る役割を担っているということになるのだろうか・・・?
とはいえ、地獄一家も把握していない様子なので、まだまだ隠されている謎は多そう。
関係ないが、閻魔あいのウインナーを食べるシーンといい、細かいシーンの描写が相変わらずうまい。