時かけの森が消える日


時をかける少女」の映画の舞台の一つになった新宿区中井近辺に「新宿の森」と呼ばれる緑地帯がありました。
写真は、そのかつて緑地帯であった場所です。
林芙美子記念館の隣の森といえばわかりやすいかと思いますが。
最近、地主さんが亡くなられたとのことなのですが、この地主さんがこの一帯に広く土地を所有されていたそうで、
その相続税が個人に課せられるものとしては莫大な10億という額だったようで。
結果、払いきれるものではないので、土地を処分するという形になったようなのですが、
新宿まで10分というフットワークの軽い好条件のそろった立地条件のためか、即座に開発が進められている模様です。
地元の方も、小さい頃から遊んで生まれ育ったような場所が消えてしまうのは残念と、森が消えていくのを惜しんでおられました。
こうして、都会からはどんどん緑が消えていくのですね・・・。
ここは、それこそ新宿に残された最後の緑地帯だったようにも思えるのですが・・・。