WHITE ALBUM 第8話「時間がない時ほど、多くの事ができる。やってしまう。もちろん、恋だって」

ここへ来て、年月日を強調する演出が随所に。
1986年11月は、伊豆大島三原山が噴火した年だったか。
携帯電話がないことによるすれ違いで時代を感じさせることもできるけれども、こうした実際の事件を挿入することで時代を感じさせる手法は個人的に好み。
そして緒方理奈と森川由綺の誕生日の1カ月の間に、この作品で描かれることはないだろうけれども、ビートたけしによる講談社の襲撃事件があったのも1986年ね。
1986年の自分は当時5歳で、何をやっていたかと思い返せば、確かクリスマス・イブにもらったツインファミコンで、スーパーマリオブラザーズに興じていたはず。
ちょうどその日が森川由綺の誕生日であり、そしてサンタクロースの鈴の音を聞いた日でもあると思うと色々と感慨深い。
1986年に思いを馳せるだけで筆が進むが、この作品の主人公はヒロインをどうしたいのか、さっぱり見えてこないエピソードだった。(ぉ