WHITE ALBUM 第13話「器が傾いてるのに、気づかなかった?水はもう一滴も残ってなかったからね」

森川由綺のファーストコンサートは大成功に幕を閉じる。
また、緒方理奈はライブ終了後に、放映のみ行ったもう一つの会場に駆け付けるというサプライズ演出をやってのける。
緒方英二は、森川由綺が歌の神に見染められたことを確信し、それを冬弥に伝える。
それでも冬弥は由綺への気持ちを貫こうと気持ちを改めて確認した矢先に、冬弥を取り巻く事態が風雲急を告げる。
作画が良いカットとヘタれたカットのつぎはぎ状態になっているのが非常に気になった。
由綺がうたっているシーンも、パッと見はいいカットが多いように思えるんだが、明らかにおかしい部分がある。
ガソリンスタンドの美咲も同様に、あまりにもおかしくて噴くカットがあった。
それはそれとして、もう一つの会場に駆け付ける緊迫した緒方理奈のシーンは良かったと思う。
これまで、いくつか見受けられて疑問に思ってたのだが、SEは再生されているのに、動画としての動きが全くない止め絵演出があるんだが、あれは動かせなかったのか、動かさない指定なのかすごい気になる。
パステル調のカット演出でも動きは見せていたし、文字によるモノローグ演出にも動きがあったので、止め絵でSEだけ演出というシーンが変に目立っていた感じ。
そして始まりが終わったという最後のメッセージは、ある意味ファーストシーズンが終わったというシャレのようにも思える。
これをきちんと2クール続けてやれるようなら、スタジオとしてのセブン・アークスも、作品としてのWHITE ALBUMもすごいと断言できたんだが、次は半年も待たなければならないのか・・・。長い。