シン・アスカが家族とともにオーブで暮らしていた平和なときから、戦争に巻き込まれて家族を失い、ザフトに入隊してからこれまでの回想録。オーブを離れる際に世話になったトダカ一佐や、ユニウスセブン落下の首謀者であるサトウのカットシーンが増えた模様。

地球連合軍の要塞を突破したミネルバはザフトの勢力下であるジブラルタルに到着し、そこでギルバート・デュランダル議長の出迎えを受ける。デュランダル議長はミネルバのパイロットたちとの会食を通じて、今の地球連合軍との戦争の背景について語り始める。

ローエングリンと陽電子リフレクター搭載MAによって要塞化された地球連合軍をたたくべく、ミネルバは作戦行動に出る。ザフト本隊そのものを囮として、地球連合軍の把握していない地元の坑道からインパルス単独で切り込ませる作戦をとる。隊長であるアスラン…

マハムール基地に到着したミネルバは、現地司令官の出迎えを受ける。そしてスエズ近郊の情勢を知らされ、ジブラルタル基地へ行くためには地球連合軍のスエズ基地を攻略する必要があるとわかる。しかしスエズ基地は陽電子砲と陽電子リフレクター搭載の大型MA…

ジブラルタルへ向けて出港したミネルバは、ネオ・ロアノーク大佐率いる地球連合軍第81独立機動群ファントムペインの待ち伏せ攻撃を受ける。インド洋を舞台とした戦闘は、空中戦と水中戦となり、水中戦はアビスを擁する地球連合軍が終始優位に作戦を進める。…

ギルバート・デュランダル議長からザフトの最新鋭機セイバーを託されたアスラン・ザラは、ミネルバと合流すべくオーブ連合首長国を目指す。だが、宇宙に出ている間の地球の情勢を掴んでいなかったアスランは、オーブが地球連合との同盟条約を締結したことを…

セイラン家によるオーブ連合首長国の政治的基盤を盤石にすべく、アスハ家の遺された代表であるカガリ・ユラ・アスハとの結婚を強要するユウナ・ロマ・セイラン。カガリからの便りでそれを知ったキラ・ヤマトは、今後の行動を踏まえて、カガリを結婚式会場か…

オーブ連合首長国は地球連合との同盟条約締結に向けて、急速に内政が進められる。ユーナ・ロマ・セイランとカガリ・ユラ・アスハとの結婚もセイラン家によるオーブの基盤固めのため、早急に執り行われようとしていた。オーブ国内在住のコーディネイターの立…

オーブを出港したミネルバは、空母4隻から成る地球連合軍艦隊の待ち伏せを受ける。後方にはオーブ領海内にオーブ艦隊が展開し、ミネルバの道は地球連合軍艦隊の正面突破しかない。圧倒的に不利な戦力差の戦いの中で、シン・アスカはSEEDの力に目覚め、地球連…

先の地球連合軍の核攻撃を受け、プラント評議会は全会一致で地球連合に対する積極的自衛権の行使を決定する。ザフトの勢力圏として地球に存在するジブラルタル、カーペンタリア周辺を中心に、地球連合軍の脅威を取り除くことを主目的とする軍事作戦である。…

ギルバート・デュランダル議長との会談に臨むアスラン・ザラ。デュランダル議長は、彼をあくまでオーブ特使の「アレックス・ディノ」として接する。アレックスという仮の身分に甘んじ、アスラン・ザラとして何もできていないことに怒りを覚えるアスランは、…

プラントと地球連合の対立はついに決定的となり、両者の間に戦端が開かれてしまう。月基地から進撃する地球連合軍を迎撃するザフトは、ハイネ・ヴェステンフルスやイザーク・ジュールらの活躍もあり、終始優勢に進めながらも地球連合軍別働隊の放った核ミサ…

ミネルバによってオーブ連合首長国へと送り届けられたカガリ・ユラ・アスハ。帰国早々、内政に追われることとなるが、その中にはプラントとの敵対行為を先鋭化させる地球国家同士の同盟条約の締結が含まれていた。アスラン・ザラはユニウスセブン落下事件を…

ユニウスセブンの破砕には成功したものの、かなりの数の破片が地球に降り注ぐ。破砕作業後にミネルバに帰還できず、単独で大気圏突入をすることとなったアスラン・ザラは、同じく大気圏に突入することとなったシン・アスカに救われる形となる。ミネルバに戻…

ジュール隊が交戦していたのは、前大戦のパトリック・ザラを標榜する者たちだった。プラント側の人間がユニウスセブンを地球落下軌道に乗せたことが発覚し、本件は高度に政治的な問題へと変化する。さらには、アーモリーワンを襲撃した部隊までジュール隊と…

プラント本国へと帰還するはずだったミネルバだが、安定軌道にあったはずのユニウスセブンが地球に向けて落下軌道に入ったとの報を受け、急遽ユニウスセブンの破砕作業支援を開始する。破砕作業自体は前大戦の経験者であるイザーク・ジュール隊長率いるジュ…

ザフトの新型機を強奪した部隊を追撃するミネルバ。だが、実戦経験のないミネルバは、襲撃部隊の作戦にはまり、小惑星で身動きが取れなくなってしまう。迫る敵部隊を前に、思わずアスラン・ザラは回避策を進言してしまう。アスラン・ザラの進言を聞き入れた…

ザフトの新型ガンダム3機を強奪した所属不明艦を追撃することになったミネルバ。ミネルバ内には、アーモリーワン襲撃時に居合わせてしまったオーブ連合首長国のカガリ・ユラ・アスハ代表とその護衛がいた。同じく、ミネルバに退避しそのまま追撃に同乗するこ…

地球連合軍特殊部隊ファントムペインによる奇襲攻撃を受けたプラントの軍事工廠コロニー「アーモリーワン」は、奇襲攻撃の混乱の際に3機の新型機を強奪されてしまう。同じく新型であるインパルスで地球連合軍に反撃を試みたザフトのシン・アスカであったが、…

地球連合とザフトの間に停戦が成立して以降、一時的な平和が訪れていた。だが、この平和は次なる戦いのための一時的なものでしかないことは両勢力にとっては明らかであり、新たな技術による軍備の増強が続く。ザフトにおいて、オーブ攻防戦のおり難民となっ…