エターナルとオーブ軍との共同作戦によって、レクエイムおよびザフトの要塞メサイヤを陥落せしめたラクス・クラインは、これ以上の戦闘継続の無意味さを理由にザフトへの停戦を呼びかける。戦力を保持しながらも、最高司令官であったギルバート・デュランダ…

ザフトの放ったネオジェネシスの一撃で手痛いダメージを負ったオーブ軍艦隊は、残存艦隊を結集し再度のレクイエム破壊を試みる。一方のエターナル、アークエンジェルもザフトの主力艦隊との交戦が始まり、動くに動けない状況となってしまう。レクイエムの発…

オーブ軍、旧クライン派、地球連合軍残党は、ギルバート・デュランダル議長によるデスティニープラン導入阻止のため、一大攻勢に出る。足の速いアークエンジェルおよびエターナルの2隻とその付随戦力をもって、レクイエムの中継施設であるステーションワンを…

ロゴスとともに地球連合軍の戦力をほぼ壊滅させたギルバート・デュランダル議長は、全世界へ向けてデスティニープランの導入を宣言する。各国はこの声明に戸惑い、明確に反対の意思表示を示したのは、オーブ連合首長国、スカンジナビア王国、そして北大西洋…

ラクス・クラインの身代わりとなって凶弾に倒れたミーア・キャンベル。ラクスはミーアを手厚く葬るべく、ミーアの遺品からミーアがたどった人生に思いを馳せる。

ザフトの動向を探るために月面都市コペルニクスに滞在することとなったアークエンジェル。ひとときの休息を楽しむラクス・クラインたちのもとに、ミーア・キャンベルから助けを求めるメッセージが届く。すぐに罠と看破するアスラン・ザラ、メイリン・ホーク…

ザフトの猛攻を退けたオーブ連合首長国は、今後のザフトとの武力衝突に備え独立勢力であったアークエンジェルをオーブ第2宇宙艦隊に編入し、正式にオーブ軍麾下の部隊とした。一方のザフトは、ロード・ジブリール率いる地球連合軍ダイダロス基地との戦闘に勝…

真のラクス・クラインがオーブ連合首長国代表のカガリ・ユラ・アスハとともに会見を行うことで、全世界に対してプラントにいるプロパガンダとしてのラクスに対する疑念を生じさせることに成功する。一方、オーブの脱出に成功したロード・ジブリールは月へと…

負傷した身ではあるが、アスラン・ザラの手元にはインフィニットジャスティスが届けられていた。アスランが何かをしたいと思った時に、戦力がないために何もできないということにはしたくないというキラ・ヤマトの配慮であった。アスランはケガをおしてジャ…

カガリ・ユラ・アスハの帰還によって、総崩れだったオーブ連合首長国はなんとかギリギリのところで戦線を再構築することに成功する。当面の目標はザフトを押し返し、ロード・ジブリールを拘束してプラントに引き渡すことである。そうすればザフトは交戦理由…

ヘブンズベース陥落後、オーブ連合首長国に逃げ込んだロード・ジブリール。オーブのウナト・エマ政権は、ジブリールの受け入れを拒めず、政治的に非常に危険な状態にオーブを追いこんでしまう。ジブリールがオーブに存在することを掴んだギルバート・デュラ…

ヘブンズベースが攻略された今、次はオーブ連合首長国が危ないとラクス・クラインは感じる。キラ・ヤマト、アスラン・ザラに手渡すための新たな機体の準備を進めるエターナル、および旧クライン派勢力であるファクトリーであったが、ザフトによってその所在…

東アジア共同体の軍人として、ザフトに合流した地球連合軍の内情を探っていたレドニル・キサカ一佐は、アスラン・ザラの脱走を知り、いち早く撃墜地点へと駆けつけ、アスランとメイリン・ホークを救出することに成功する。ギルバート・デュランダルはロゴス…

ギルバート・デュランダル議長に切り捨てられたアスラン・ザラは、巻き込んでしまったメイリン・ホークとともにザフトを脱走する。追撃に出たのは、執拗にアスランを追いかけるレイ・ザ・バレルとそれに従うシン・アスカであった。アスランは新型量産機であ…

アークエンジェル撃墜命令を下したギルバート・デュランダル議長を詰問するアスラン・ザラ。だが、その言葉は議長の耳には届かず、正論で返されてしまう。アスランの様子を見て、自分の手駒としては使えないと判断したデュランダル議長は、アスランの拘束命…

ギルバート・デュランダル議長の言葉を受けて、大衆はロゴス排斥のために実力行使という手段に出る。フリーダムを撃墜したことでザフト内での地位を高めることとなったミネルバは、対ロゴスの旗印として戦力に組み込まれていく。そんな中、アークエンジェル…

倒すべき「敵」を明確に大衆へと示したギルバート・デュランダル議長が次に打った手は、陣営を定めぬまま以後の政策の不確定要素となるアークエンジェル勢力の排除であった。アークエンジェル討伐の任務を受けたミネルバにてそれを知ったアスラン・ザラは、…

ギルバート・デュランダル議長はユーラシア大陸西部での地球連合軍の大量殺戮を受けて、メディアを使った一大キャンペーンを展開する。地球圏の放映網をジャックしたデュランダル議長は、「ロゴス」という明確な敵を示すことで、ザフト他の対ロゴス戦線をつ…

西欧州を強襲するデストロイガンダムの脅威に対して、立ち向かうことを決断したアークエンジェル。しかし、デストロイガンダムの圧倒的な戦力を前に、キラ・ヤマトのフリーダムですら攻めあぐねる。一方のザフト側も、デストロイガンダムへの対策としてミネ…

シン・アスカの独断専行によって地球連合軍のネオ・ロアノークのもとへと返されたステラ・ルーシエ。シンは、ステラが以降の戦争とは無縁となることを願いながらも、ネオを取り巻く状況はそれを許さない。ステラは新型の超大型MSであるデストロイガンダムの…

ザフトのインパルスガンダムによって、オーブ軍旗艦のタケミカズチは轟沈。艦長のトダカ一佐も艦と運命を共にした。トダカ一佐の最後の命令を受けて、アマギ一尉率いるムラサメ隊はアークエンジェルへと合流した。未だ戦略目標の定まらないアークエンジェル…

クレタ沖でのオーブ・地球連合軍、ザフトの戦いは、アークエンジェルの介入によって双方とも継戦不能なダメージを負う。混戦の中、オーブ軍の旗艦タケミカズチを沈めたザフトのミネルバは、戦線からの離脱を図るも、地球軍側にそれを追う力は残されていなか…

オーブ軍とザフトの交戦を食い止めようと、クレタ沖での海戦に介入するアークエンジェル。カガリ・ユラ・アスハはオーブの理念を説くが、現場指揮官であるババ一尉は逆にカガリを諭す。「今のオーブ司令官ハユウナ・ロナ・セイランである。彼の命令に従うこ…

オーブ・地球連合軍ならびにザフトのミネルバは互いに態勢を立て直し、再び進軍を開始する。先手を取ったオーブ・地球連合軍は優位に戦闘を進めるが、そこへ再び独立勢力アークエンジェルが武力介入を行う。

単独でミネルバに特攻したステラ・ルーシエは、アスラン・ザラとシン・アスカによって迎撃される。コックピットの亀裂から、かつてディオキアの街で救ったステラであると知ったシンは、ステラを治療すべく独断で艦内に入れてしまう。その上、意識を取り戻し…

キラ・ヤマト、カガリ・ユラ・サスハとアスラン・ザラの対話は平行線のまま、どちらも譲れずに終わりを迎えてしまう。ミネルバに帰還したアスランは、偵察中に地球連合軍のエクステンデット研究施設を発見したシン・アスカと合流し調査を行うも、そこで凄惨…

ダーダネルス海峡でのアークエンジェルの武力介入を受けて、アスラン・ザラはキラ・ヤマトとコンタクトを取る必要性を感じる。その旨をタリア・グラディス艦長に訴えたアスランは、一時ミネルバを離艦してアークエンジェルを捜索する。偶然、ミリアリア・ハ…

オーブ連合首長国代表であるカガリ・ユラ・アスハには理念があった。しかし、父親のウズミ・ナラ・アスハと異なり、その理念を実現化するための力や手段をまだ備えていなかった。そのために、オーブと地球連合は同盟し、オーブ軍は海外派遣軍としてザフトと…

地球連合軍はスエズ周辺での勢力奪還を目指し、同盟国であるオーブ連合首長国に派遣軍を要請する。黒海沿岸へと派遣された旗艦タケミカズチ率いるオーブ軍は、ザフトの新鋭艦ミネルバと激突する。ミネルバの陽電子砲がオーブ軍を薙ぎ払わんとしたそのとき、…

ディオキアの街に滞在を続けるミネルバの面々。パイロットやクルーたちは半舷上陸によって、休暇を満喫する者も。シン・アスカも休暇をもらい、バイクで海岸線を走るが、その途中で一人の少女が海に転落するのを目の当たりにしてしまう。