機動戦士ガンダムSEED DESTINY PHASE-03「予兆の砲火」

アスラン・ザラ、3話にして早々に正体バレバレ。
機動戦士ガンダム」でいったら、シャア・アズナブルがジオン独立戦争終結後2年でサイド3に立ち寄って、
道中で「シャア!」って連れに呼びかけたらそりゃバレるよな。
や、でもシャアは戦争当時、仮面をつけていたわけだからその素顔は知られていないわけで。
しかも、クワトロ・バジーナになってもサングラスはきちんとかけてたわけで。
アスランは最初こそサングラス(?)かけていたものの、あとは思い切り素顔だったしなぁ。
とりあえず、カガリに対してはベッドの中では本名でもいいとしても、
平時はきちんとアレックス・ディノと呼べるように調教教育しておくべきだと思います。(いろんな意味で「えー」)
しかし、今回の地球連合の新型艦はすごいな。
アークエンジェルだとミサイル等くらいまくりだったのに、今回、弾幕だけで全部回避かよ。
艦長の腕前は確かだろうけれど、艦長一人で船を動かしてるわけじゃないし、さすがにありゃあなぁ。
ギルバート・デュランダル議長、虎視眈々と既成事実を作っております。
ザフトの最新機、最新艦の機密に触れさせておいて、今後開戦した場合、オーブがザフトに協力せざるを得ないように持ち込んでるご様子。
これで協力依頼を断わったら、オーブ連合首長国は相当外交上でプラントとの関係を悪化させるね。
そもそも復興して間もない国なんだから、プラントとの関係もそうあっさり無碍にはできないだろうし。
しかも、プラントは戦争時にはオーブからの難民も受け入れるくらいオーブに対して恩を売ってるわけだ。
その恩義を仇で返すかカガリ代表!なんて事態になりかねん。
思ったんだが、SEED DESTINYは「機動戦士Zガンダム」へのオマージュではなく、
機動戦士ガンダム」のジオン公国側の視点にたったオマージュなんじゃなかろうか。
や、それだけでは不十分なので、その両者を融合させた中間点あたり。
機動戦士Zガンダム」では「機動戦士ガンダム」と比較してスペースノイドアースノイドの視点の入れ替わりこそあったけれど、
ジムとザクの関係(一つ目と二つ目の関係と言えるかもしれない)は据え置きで、ほぼそのままだったのだけれど、
今回、味方というか主人公側の友軍がザクということが、そのように思わせているのかも。