女型の巨人であるアニ・レオンハートを殺すという強い意志をもって巨人化したエレン・イェーガー。これまでの対戦結果から、普通に戦えば女型の巨人の勝利の可能性が高い。その差を、エレンは人間性を捨てることで埋め、女型の巨人を殲滅目前まで追い詰める…

女型の巨人であるアニ・レオンハートの捕縛を目的とした一次作戦は失敗に終わり、女型の巨人を直接捕縛する二次作戦へと移行する。立体機動の活きる都市部での交戦だが、自身も立体機動を行うレニにとっては、調査兵団の動きも手に取るようにわかる。二次作…

第57回壁外調査の失敗を受けて、召集を受けることになった団長のエルヴィン・スミスとエレン・イェーガー。しかし、調査兵団はこの一連の戦闘によって女型の巨人の元の人間の見当をつけており、事態打開のために、起死回生の女型の巨人となる元の人間の捕縛…

リヴァイ兵長とミカサ・アッカーマンの連携によって、女型の巨人からエレン・イェーガーを奪還することに成功する。しかし、帰還するまでの道中でさらなる巨人の襲撃に遭い、調査兵団は被害を拡大させてしまう。なんとか帰還したものの、今回の被害による損…

女型の巨人から脱出し、調査兵団の装備で逃亡する敵は、リヴァイ班に襲い掛かる。リヴァイ班の実力を信じて先を急ぐエレンだったが、敵は再び巨人化しリヴァイ班を全滅へと追い込んでしまう。

女型の巨人を捕えた調査兵団は、中から巨人に変化した人物を取り出そうとするも難航する。爆薬でうなじを守る手首ごと吹き飛ばすことに決めるも、それを見取った女型の巨人は自ら巨人たちをおびきよせ巨人たちに食われることで情報を隠蔽しようとする。

リヴァイ兵長の部隊を追って女型の巨人は巨大樹の森へと進む。調査兵団の仲間たちが次々と女型の巨人の手にかかる中、リヴァイ兵長は前進をやめない。リヴァイ兵長の策に疑念を抱くエレン・イェーガーだが、リヴァイとその仲間たちを信じることを選ぶ。

女型の巨人の出現によって最早隊列が意味を為さないほどの打撃を受けた調査兵団。しかし、エルヴィン団長からの撤退命令はなく、兵団は巨大樹の森へと進行していくが・・・。

エレン・イェーガーと同期生の新兵たちを加えた第57回壁外調査が開始される。当初は順調に進んでいたのだが、奇行種と思われた女型の巨人が現れてから、状況は一変してしまう。

捕縛した巨人2体を殺害した容疑者探しが行われ、新兵たちは立体機動装置の使用状況を捜査される。またその日は新兵たちが所属兵団を選択する当日でもあった。所属兵団を決定する前に巨人と戦うこととなった新兵たちは、巨人に対する恐怖を知った。一足早く調…

リヴァイ兵長率いる特別作戦班の管理下に置かれたエレン・イェーガー。班のメンバーとの会話を通じて、少しずつメンバーのそのクセのある特徴を知っていく。中でも、巨人に対するマッドサイエンティスト的な一面を見せるハンジは強烈であった。ハンジの夜を…

エレン・イェーガーの処遇を巡り、軍事法廷が開かれる。エレンの身柄を引き取り戦力化するという調査兵団の主張と、今すぐに処分すべきとの憲兵団の主張が対立したためだ。軍事法廷では、今回の作戦における巨人化したエレンの事実が述べられていく。その中…

アルミンの呼びかけによって、巨人化したエレンは自らに課せられた使命を思い出し、その責任を果たすべく行動を移す。エレンによって破られた扉は塞がれ、侵入した巨人の一掃に成功した。この日、人類は初めて巨人に対して勝利したのだ。 「人類が初めて勝利…

巨人化したエレンによって穴を塞ぐ作戦は初動から暗礁に乗り上げた。巨人化したエレンに、エレン・イェーガーとしての意志は反映されておらず、問答無用でミカサに襲い掛かる。作戦は失敗しても、巨人に対抗しうる可能性がエレンの力以外に存在しない以上、…

アルミンの進言に一考の価値ありと判断した南部領域の司令官であるピクシスは、エレンの巨人化の力を利用したトロスト区の奪還作戦を立案させる。侵入した巨人を引き付ける囮を用意し、エレンの巨人の力によってトロスト区に空いた穴を塞ぐというものだ。エ…

エレン、ミカサ、アルミンへ放たれた榴弾から身を守るべく再び巨人化するエレン。それを目撃した駐屯兵団は恐慌状態となり態度をさらに硬化させる。説得の困難さを見取ったエレンは、ここからの強行脱出を案として挙げる。だが、強行策にも無理があることを…

巨人に飲みこまれたはずのエレンが、巨人の中からケガ一つなく現れた。この事実は箝口令が敷かれた上で、駐屯兵団はエレンの対処に苦難する。エレンを処分しようとしていることに気付いたミカサとアルミンは、エレンをかばおうとするが、恐怖と狂気が伝染し…

巨人を遅い、人間に興味を示さない巨人に命を救われる形となったミカサ。それを見たアルミンは、この巨人を本部を取り巻く巨人掃討に利用する作戦を提案する。アルミンの作戦が的中し、本部周辺および本部内部の巨人を一掃することに成功したミカサたちは補…

巨人を迎撃した兵士を除き、犠牲者を出すことなく全住民の避難に成功し兵士たちにも一時撤退の許可が出る。しかし、迎撃戦に参加した兵士の大半は立体機動装置のガス欠により、撤退ができない。補給施設ある本部は巨人に取り囲まれており、補給のために再び…

ミカサ・アッカーマンはトロスト区の後方部隊として、後方までたどりついた巨人を次々と屠っていた。巨人を屠る傍らで、ミカサは自らに降りかかった凄惨な過去を思い出す。それはミカサを臆することなく残酷な生存競争という名の戦いに赴かせることになった…

5年ぶりに超大型巨人が出現したことにより、トロスト区の防壁は巨人に突破されてしまう。正式配属直前にも関わらず、エレンと同期の仲間たちは初陣へと否応なく駆り出される。だが、圧倒的な戦力差を前に次々と仲間たちを失い、そしてまたエレン自身も巨人の…

3年間に渡る訓練兵団での経験を積み、エレンは卒団を迎えようとしていた。エレンの同期たちは優秀な人間がそろっていながらも、エレンは成績上位者10名の中に選ばれる。それだけの好成績であれば、安全な内地の任務を希望することも可能であったが、エレンは…

訓練兵団に入団したエレンは、巨人殺しに有効とされる立体機動術を身に着けるために訓練に励む。だが、その適性試験の初日において、エレンは不合格となりかねない無様な姿をさらしてしまう。素質ありと認定された仲間に教えを請うエレンだが、果たして適性…

シガンシナの陥落によって、人類はその生存可能領域をさらに内側へと狭めることになる。辛くも巨人の襲撃から生き残ったエレンであったが、母親を守れなかった己の無力さを悔い、巨人を倒す力を欲して訓練兵団に入ることを決意する。

謎に包まれる巨人によって種の存続の危機に追い込まれた人類は、50mもの高さの壁を築き街を取り囲むことで生存していた。シガンシナ地区は壁を築いてから100年の平和を謳歌していたこともあり、壁の中で暮らす人間は外のことに興味を持たずに壁の中だけで人…