阿良々木暦たちが既に高校を卒業し、神原駿河が高校3年生となった頃のお話。神原は最近流行りはじめた「悪魔さまに悩み事を相談すると悩みが解決する」というウワサに感じるところがあり、その出所を突き止める。出所であった人物は、かつてのバスケットボー…

千石撫子をあっさりと騙して依頼完了となるはずが、蛇神の千石撫子にあっさりとその嘘を見抜かれてしまう貝木泥舟。大量の蛇によって絶体絶命となった貝木泥舟であったが、巧みな話術で撫子の動揺を誘い、撫子に蛇神の力を与えていたお札を取り戻すことに成…

羽川翼との情報交換によって、現状をより正確に把握することになった貝木泥舟は、蛇神となった撫子を騙す最終調整に入る。いつものように撫子のもとへ参拝した貝木は、流れるように撫子を騙すことに成功したかに見えたのだが・・・。

連日、蛇神の撫子のもとへ通う貝木泥舟に、この一件から手を引けとの警告文が届く。今回の一件を知る何者かによるものと考えた貝木は、戦場ヶ原ひたぎに情報を確認し、さらには羽川翼とも情報交換をする。

蛇神となった千石撫子と接触することに成功した貝木泥舟。撫子との対話を経て、撫子の本質を見極めた貝木は、戦場ヶ原ひたぎを呼び出して、今回の依頼の中間報告を行う。貝木の見立てでは、撫子を騙すことは可能でその結果、戦場ヶ原ひたぎも阿良々木暦も殺…

意外なことに、戦場ヶ原ひたぎの依頼を受けることになった貝木泥舟。貝木は今回の騙す相手である蛇神・千石撫子のことを調べ始める。

蛇神となった千石撫子への対処として、貝木泥舟の力を借りるという苦渋の選択した戦場ヶ原ひたぎ。しかし、当然のことながら貝木との交渉は難航する。しかし、意外なことに貝木は戦場ヶ原の依頼を受けることにする。そのカギを握っているのは、神原駿河だっ…

くらやみから逃れた阿良々木暦たちは、臥煙伊豆湖にくらやみの説明を受ける。常識が非常識を排除するように、怪異から外れた者を排除するのが、あのくらやみなのだという。つまり、怪異としての本分を果たさなくなった八九寺真宵が、くらやみのターゲットな…

逃げおおせたはずの「くらやみ」が、再び阿良々木暦たちのもとに迫る。辛くも再度逃げることに成功した阿良々木暦だったが、忍野忍の姿がどこにもないことに気付くのだった。

「くらやみ」から逃げおおせた阿良々木暦は、忍野忍に「くらやみ」について訪ねる。忍は、彼女が400年前に体験した出来事を阿良々木に語り始めるのであった。

忍野忍との時間旅行から戻った阿良々木暦は、八九寺まよいとともに彼女のリュックを返すために帰途についていた。その直後、二人は正体不明の「くらやみ」を認識してしまい、追尾されるようになる。必死で逃げる二人だが、正体不明なそれは徐々にその圧迫感…

クチナワのご神体を見つけた千石撫子だったが、そこへ阿良々木暦が現れる。混乱した撫子は、自分の行動が露呈したことに混乱し、そのままご神体が封印されたお札を丸呑みしてしまう。かくしてクチナワは撫子の体を憑代として復活し、撫子はクチナワの神その…

前髪も切られて表情が丸見えになった千石撫子は、いつもの処世術が使用不可能となり、仕方なく心に溜め込んでいる言葉を吐き出す。が、クチナワと同化している影響もあり、普段押さえていた言葉や思いが爆発してしまう。一方のクチナワのご神体探しも探し場…

白蛇の神様であるクチナワのお願いを聞くこととなり、そのご神体探しをすることになった千石撫子。阿良々木暦には心配をかけたくないと、クチナワとの関係について一切告げずに一人で行動するのだが、その行動自体が暦の心配を招くことになってしまう。

貝木泥舟が流行らせたおまじないのせいで、千石撫子のクラスは疑心暗鬼が渦巻く。それと時を同じくして、白い蛇の幻覚を見るようになった撫子は、阿良々木暦に相談するが・・・。

崩壊した世界で阿良々木暦と忍野忍が出会ったのは、21歳に成長した八九寺真宵だった。八九寺真宵は、世界が崩壊する前に出会った忍野メメから託された手紙を、阿良々木暦に渡してほしいと頼まれたという。忍野メメの手紙で、この世界のキスショットが自殺に…

八九寺真宵の交通事故を防いだことで、真宵の怪異化を避けることに成功した阿良々木暦。しかし、真宵の怪異化を防いだことで、阿良々木と真宵が出会うことはなくなり、二人が出会わなかった歴史では、世界が滅んでしまっていた。真宵と出会わなかったがゆえ…

11年前の5月13日にやってきてしまった阿良々木暦と忍野忍。忍は、元の時代に帰ることはできるので、もう少しこの時代を見てからでもいいのではと提案する。11年前の世界を歩きながら、ちょうどこの時期が八九寺真宵の命日であることを思い出す。仮に、真宵の…

八九寺真宵の忘れ物を届けようとした阿良々木暦だが、一向に真宵を見つけることができずに帰宅してしまう。帰宅後に夏休みの宿題を全くしていなかったことに気付いた阿良々木は、忍野忍の力で昨日に戻り宿題を終わらせようとする。だが、忍とやってきたのは1…

ストレスが原因で生み出された障り猫。そして嫉妬が原因で生み出された苛虎。障り猫も苛虎も含めて、羽川翼という一人の人間なのであるということに気付いた羽川翼は、ブラック羽川とともに苛虎と対峙する。

自分が夜中にブラック羽川になっていることに気付いた羽川翼。ストレスの原因をたどるうちに、キーワードは「嫉妬」なのではないかとの考えに至る。

戦場ヶ原ひたぎの尽力によって、阿良々木家でお世話になることになった羽川翼。しかしその夜、またしてもブラック羽川が降臨し、羽川のストレスが解決していないのではと思われたが・・・。

羽川翼を自宅に止めた戦場ヶ原ひたぎ。その夜、羽川翼はブラック羽川となって、事の発端となったホワイトタイガーの元へ出向く。

2学期の初日、白い虎の怪異を目撃した羽川翼。その直後に自宅が家事となってしまい、羽川翼は帰る場所を失う。仕方なく廃墟で寝泊まりすることにしたんだが、そこへ戦場ヶ原ひたぎが現れ、羽川翼を自分の家へと連れて行く。